シュミーズのクラウン [Quest item]
暴君シュミッツはかつて巨人族と神々の戦いの中で壊滅させられた遺跡の上にグラストヘイムを造った。シュミッツの威光と人望はどんどん高まり、何もかもが思うがままの権力を握ったのだ。王宮の建設を開始すると、彼は税金を湯水のように使った。権力者にへつらうのが上手い腹心は、この世の無上の王権を示すために、世界で唯一無二のクラウンが必要だと、シュミッツに進言した。そこでシュミッツはすぐに非常に珍しい2つの宝石を集めさせ、それを宝石職人に命令して昼夜を通して加工させた。さらに最も貴重な金属を使用してクラウンの土台を作らせた。何人もの宝石職人が過労により命を落とす中、戴冠時にやっとこのクラウンは完成した。このクラウンは人々から影で“暴君の冠”と呼ばれている。